特に歯が痛いわけではないけど、数年ぶりに歯医者に行ったら、虫歯だらけだった

歯医者に行こうと思ったきっかけ

社会人になるまでは、ろくに歯医者に行ってこなかった私ですが、これから何十年と働くためには、健康な体を維持していかなければならないとは思っていました。入社の時に健康診断は受けますが、歯に関してはノータッチでした。会社に入ると食後に歯磨きしたりマウスウォッシュしたりしてる人が一定数いることに気づき、歯も健康管理の一つなのかもしれないと思いました。結果的には、面倒くさがらずに行ってよかったという気づきが得られました。

検診の結果

定期的に歯の検診を受ける人という存在は知っていましたが、歯医者は痛み等の自覚症状があっていくところだと思っていました。それでも、会社の人がまめにケアしているのを見たことで、検診を受けることにしました。

その結果、

  • 9本の歯に虫歯がある
  • 奥歯の歯茎が下がっている(歯肉退縮が起きている)

ということが分かりました。

9本の虫歯があった

虫歯に関しては、4回に分けて治してもらいました。上前歯の裏も虫歯になっていて、ここの治療が段違いで痛かったです。歯茎に麻酔を注射してもらいましたが、それでもハンマーで殴られるような痛みがありました。デンタルフロスを時々して歯ブラシで取れない食べかすとかも取るようにアドバイスされました。

奥歯の歯茎が下がっていた(歯肉退縮が起きていた)

歯茎が下がっていたため、知覚過敏の自覚症状が無いか質問を受けました。冷たいものが染みることが無いか等がそれで、まさに当てはまります。また、スプレーみたいな器具で歯茎に風をシュッとかけられて、染みる感じがするかのチェックがあって、大体の奥歯が染みました。

歯茎の下がりに関しては一過性のコーティングを施してもらい、3ヶ月ごとの定期検診をすることに決まりました。一回退縮してしまった歯茎は元に戻ることはないそうで、現状維持するか、露わになった歯の根元部分を樹脂でコーティングしてやるしかないと言われました。

自分の場合、歯茎が下がった原因は力を入れすぎて歯磨きしていることだったため、歯ブラシの持ち方やブラシの当て方、力の程度をアドバイスしてもらいました。

最初の検診から約二年が経ちました

虫歯に関しては、虫歯になりかけたり治ったりしています。検診で虫歯になりかけている歯があっても、そこを丁寧に磨くように言われるだけで、すぐに治療をするわけではないようです。気を付けて磨くようにしていると、状態が良くなるそうです。そのおかげで、虫歯の治療はあれ以降1回も行っていません。最初の検診を受けたころに感じていた、歯の粘つきや朝起きた時の口臭は大幅に改善されました。

歯茎の退縮に関しては、一番ひどかった右上奥歯2本は樹脂のコーティングをすることになってしまいました。他の歯までそうならないように、磨いているつもりですが、毎回もっと優しく力を入れずに磨くように言われます。

おまけ

最近政府の発表で歯の定期検診を義務化するとニュースが出ていました。個人的にはいい方向だなと思いました。歯周病をそのまま放置している悪影響は、口腔内だけにとどまらないことが分かってきているからです。

歯周病と関連がある疾患は糖尿病、早産・低体重児出産・肥満・心筋梗塞・脳梗塞が挙げられています。中でも、糖尿病に関しては、糖尿病の人が歯周病になりやすいだけでなく、歯周病が糖尿病を悪化させるという負のスパイラルの関係にあることが分かってきています。逆に、歯周病治療で糖尿病が改善することもわかってきています。

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