サンルーム付き賃貸物件のメリット・デメリット

過去に住んだ賃貸物件に、大東建託のサンルーム付きの家があり、約2年住みましたが、感じていたメリット・デメリットを紹介します。

サンルームとは

これは動画のサムネですが、この奥の部屋のところが普通のワンルームならベランダになってそうです。そこに屋根や壁がついて屋内になっているのがサンルームです。

一般的には、一戸建ての1階にある、庭にせり出した、全面ガラス張りのものを指すと思います。

ただ私が住んでいたのは、集合住宅の一人暮らし物件だったので、全面ガラス張りではなかったです。最初のサムネ画像のような、普通のワンルームとかのベランダ部分に屋根がついて、屋内になったものをイメージすると近いと思います。

サンルームのメリット

洗濯物が干し放題

一人暮らしのサンルームは、窓のそばに物干し竿をつるせるようになっていて、屋内に洗濯物を干せるようになっています。そのため、雨も花粉も気になりません。急な雨でも洗濯物が濡れる心配がないので、いつでも洗濯物を干せますし、乾いてもそのまま吊るしておけるので、スペースの節約にもなります。

ただし、屋外と比べると大気の循環が少ないため、扇風機で風を当てて乾かさないとバスタオルなどは生乾きが発生しやすかったです。

専有面積が広くなる(部屋が広くなる)

物件情報には専有面積という項目があって、部屋の広さに直結する数字です。サンルームは専有面積に含まれています。実際、洗濯物を干してる下に、段ボールとかちょっとした荷物を置いておけますし、春先とか秋口には寝転がったりもできるので、部屋の一部として使えていると感じます。(ベランダは専有面積には含まれません、これは意外でしたが、非常時は共有の通路になるため、専有面積にならず除外されるみたいです。)

オシャレ

椅子おいて読書とか日光浴をできるスペースとして使うこともできます。春先や秋口にラグを敷いて昼寝しても気持ちよかったです。

サンルームのデメリット

とにかく明るい

軒がほぼないタイプの構造で、窓と採光部が壁一面にあるので、夏は朝4時とか5時から明るくなってきてました。眠りが浅くて明るくなると目が覚めてしまうタイプだったので、5時とかには自然に起きてしまうようになりました。夜早く寝ないと睡眠時間を確保するのが大変でした。

夕方まで室温が上がり続ける

部屋の採光部が壁一面にあったのですが、なおかつ、部屋が西向きでした。西日がガンガンに部屋を照らし、部屋を暖めるシステムが出来上がっていました。昼過ぎからじわじわ室温が上がりだし、夕方6時ごろにピークを迎えていました。サンルーム×採光西向きは、毎年酷暑の日本に住むうえで、最も回避したい条件になりました。

ベランダはない

節約やエコの観点で、ベランダで野菜や植物を育てたり、すだれを吊るしたりすることがあると聞きます。ベランダの代わりにサンルームがあるので、サンルーム付きの家に住んでた時は、それらをしたくてもできませんでした。逆に直射日光に弱い観葉植物とかを屋内で育てられると考えてもいいかもしれません。

総括

サンルーム×採光西向きは最悪でした。こんな条件で立ててしまう不動産会社も、それを知らず入居してしまう自分もどうなんだろうと思ってしまいました。

個人的には洗濯物がいつでも干せるメリットがかなり魅力的ではありましたが、普通のベランダ付きの賃貸のほうがいいなあとなりました。

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